★第11回設立準備会議の様子
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第11回全国高等学校文化連盟アマチュア無線専門部設立準備会が行われました。 以下、報告させていただきます。 ●<日 時> 2008年3月22日(土) 13:30〜17:00頃 ●<場 所> 神奈川県立神奈川総合高等学校(石谷の勤務校)の2階の会議室 ●<出席者>(敬称略) 北海道から、正村 秋田県から、齊藤 新潟県から、佐藤 茨城県から、小平 東京都から、梅田 神奈川県から、長田、平野、吉田、三村、西田、森下、望月、南、関、松川、石谷 静岡県から、岡本 兵庫県から、後河内 奈良県から、菊一 以上19名の参加がありました。 ●<自己紹介> まず、各自自己紹介をしました。 それぞれの地域での報告もあり、「点在」している生徒たちの様子も語られました。 ●<この一年間の活動報告> この一年間の活動報告をしました。 それぞれ、深く関わった方からのコメントをいただきました。
●<この一年間の成果報告> 次に、この一年間の成果報告を行いました。 JARLへは、おおいに感謝するとともに、さらにこれからのことを要望していくことで確認いたしました。 [成果] ・昨年に引き続き、JARLに青少年育成委員会が設置され、石谷がメンバー入りし活性化を訴えました。 ・ハムフェアの高校生、入場無料が継続されました。 ・高校生のJARL会費の減額 ・学校クラブ、小、中、養護のみならず高校へも支援が拡大されました。 ・JQ1YKMとして、ワイヤーズのノード局を開設でき、設備面で大きく充実しました。 ●<これからの活動計画> 次に、これからの活動報告ですが、おおむね、2007年度と同様に行っていくことを確認しました。 しかし、関ハムの日程が7月となり、生徒に負担とならないよう、充分配慮することなどが話されました。
そして、JQ1YKMの設備の貸し出しを積極的に行っていくことが確認されました。 2006年度は、一件も貸し出しの実現はしませんでした。 しかし、ここのところにきて、石谷のところに、中学3年生(4月より高1)の生徒から、 無線に関する部活を作りたいが、顧問からの理解が得られず困っているとの連絡が入っています。 今後、昨年度に決めた形式にしたがって、なんとか、貸し出しを実現していく方向へ持っていきたいです。 ●<寄付金入金状況> 次に、寄付金入金状況ですが、2007年度も(株)アイコム様の大きなご寄付がございました。 また、皆様からの温かいご寄付によりまして、本会を運営することができたことに心より感謝申し上げ、会議で報告させていただきました。 個人で31件、団体で9件の入金(原稿料を含む)があり、前年度の繰越金も含めて¥921,126が集まりました。 ●<寄付金執行状況> 次に、寄付金執行状況です。
2007年度は、全国事務局への訪問は行わず、だいたい昨年並みとなりました。 ●<次年度への繰越金> ○残金(2007年3月22日現在) \921,126-\569,948=\351,178 この金額を次年度に持ち越します。 みなさまの中で、若い層の活性化のために、何か、こういうことに費用が必要だということがございましたら、遠慮無く、ご連絡ください。 ★昨年同様、左の写真にお茶菓子やペットボトルが写っていますが、参加者で割り勘しましたので会議はかかっておりません。 ●<物品寄付状況報告> これまでのを、まとめたのが、 http://www.ishitani.com/zenkok-ama/jq1ykm-have1.htm です。 寄付受け入れの日付を書いておきましたので、御確認ください。 また、みなさまのまわりで、「借りたい」という若い層の方がいらっしゃいましたら、ぜひとも連絡をお待ちしております。 ご寄付していただいた別紙「JQ1YKMへ、寄付していただいた物品」の貸し出しにつきましては、今現在、石谷のところに一括して置いてあるため、もっといろいろな場所での保管があっても良いのではないかということになりました。別紙をご覧いただいて、預かっても良いとする物の希望を後日メーリングリストなどで、とりたいと考えます。よろしくお願いいたします。また、「必ず、JQ1YKMの免許状と共に貸し出す」と言うのも、見直してはというご意見が出されました。いわゆるリグそのものを貸して、各自で登録して使ってもらい、返すときは、登録から外してもらってはという形です。今日現在、借り手が全然いないことを、もっと借りやすくする策というわけです。 ●<関ハムについて> 昨年度は、ワイヤーズをなんとかやってみようという話がでましたが、今年は、 いつもハムフェアでやっている生徒交流大会をなんとかやってみようという話がでました。 ●<高校コンテストについて> 今回も、受付ホームページを作ることとしました。 結果としては、たいへん好評でした。 来年度も、続けていくこととしました。 さて、ここで、「JQ1YKM」の運用の話が出ました。 「特別局」として、どなたが運用しても、「HS」局となるわけです。 いつも、森下さんに、お願いばかりしてきましたが、JQ1YKMなので、1エリアというわけではありません。 どなたか、他のエリアでも結構ですので、当日、運用していただける方を募集します。 日程は、2008年7月13日(日)です。 0900−1300(JST)で、極力オールバンド出ていただける方、石谷まで、連絡をよろしくお願いいたします。 そして、また、今回も、中学生(以下)に対してのポイントの話が出ました。 我々の「高等学校アマチュア無線コンテスト」は、「神奈川県高等学校文化連盟アマチュア無線専門部」が主管としております。 すると、学校関係者全体(特にアマチュア無線をやっていない校長先生や教頭先生)に解ってもらわなければならず、「高校生の大会で、なぜ、中学生(以下)や一般人が参加したり、表彰しなければならないのか。」といったことを言われてしまいます。 なかなかアマチュア無線の特殊性を理解していただくのは、難しいところですが、今後もより良い方向性を見つけて行きたいと考えております。 ●<ハムフェアについて> 今年は、8月の最後の23日(土)・24日(日)ですね。 今年も例年どおり参加する方向が確認されました。特に、今年に引き続き、高校生は無料です。 しかし、昨年同様の東京ビッグサイトの103・104会議室は、今年は、他の団体が借りていることとなり、 こちらでは、借りることができませんでした。 その関係で、今年は7階の701という部屋を、8月23日(土)0900−1700で、借りることが、確認されました。 例によって、午前を第12回の設立準備会議、午後を第4回全国生徒交流大会と考えています。 さて、ここで、昨年同様、ハムフェアの「ブース展示」についての話で、論議が深まりました。 我々の存在のPRの期間としては、もう充分なのでは? そしてそこから、もう1歩ステップアップの段階に入らなくてはならないのでは? と、いうことで、もっと積極的に若い層への相談役としての役割を果たしていこうという形になりました。 もちろん、設立準備会として、参加するわけですが、ブース名は、 「(仮称)ジュニアハム相談コーナー」 「(仮称)小・中・高ハム相談所」 あたりにして、積極的に若い層の質問を受け付ける形を考えようということになりました。 まあ、どんな相談が来ても、我々のメンバーには達人が多いですから、そのジュニアハムの相談によって、くわしい方に、回答をお願いする形になると思います。 まあ、とにかく、ステップアップとして、そんな形を考えています。 詳細は、またMLで流したいと思います。 若い層を引きつけるための、ブースの中味とは、どのような形にしたらよいでしょうか。 みなさまからの、アイデアをお願いいたします。 ●<全国高校ARDF大会について> 次に、新潟県立阿賀野高校佐藤氏より、昨年度の第4回全国高等学校ARDF大会に関しての報告があり、また、今年度の第5回全国高等学校ARDF大会の計画が提出されました。 場所は昨年度と同じで、7月26日(土)〜28日(月)の予定です。 第4回全国高等学校ARDF競技大会 計画について 月 日 平成20年7月26日(土)〜28日(月) 協 賛 情報通信月間推進協議会 http://www.jtgkn.com 宿 泊 新潟県阿賀野市畑江23「五頭連邦少年自然の家」(予定) http://zenshojiren.jp/hp067.html 内 容 ・144M帯競技 ・3.5M帯練習会(ミニ大会) ・7/29(日)の夕方から表彰式、交換会 ・7/30(月)は朝から解散 くわしくは、こちらを、 http://www.ishitani.com/zenkok-ama/2008kaigi/03_22from_jf0fdt.pdf(PDFファイル 約9KB) ●<我々の「5年間の活動と今後のこと」> ここは、一番長く時間をかけて話し合いました。 特に中でも、全国組織化、すなわち「全国高文連アマチュア無線専門部」発足に関しましては、非常に厳しい状況であることをお伝えしなければなりません。 前回の8月の時にご参加いただけなかった皆様には、初めてご連絡する形になりますが、全国組織化に関しまして、現在立ち上がろうとしております「理科専門部」(正式には、自然科学専門部)の「一部分」の形になってはどうかという話が出ました。 「全国高文連アマチュア無線専門部」は理想形ではあるものの、背に腹は替えられずといった意味合いからの話でした。 この話を受けまして、私(石谷)が、まず、神奈川の理科専門部の担当者のもとを訪ねまして、事情を説明しました。 その後も、メールではもちろんのこと、直接訪問を3回行いました。 なんとか、毎年の全国総合文化祭での記念局や、生徒たちの交流会を開けないものか、理科関係者にも、アマチュア無線の免許を持っている先生方は多いはず、として、積極的にアプローチをしました。 しかし、理科(自然科学専門部)としても、すんなり立ち上がるわけではないということがだんだんと解って参りました。 23の都道府県に専門部があるものの全国組織化に反対する県もあり、中心となっている「準備会」では、自然科学専門部そのものを立ち上げるのに精一杯で、とても我々の入る余地がないという意見が多数を占めたそうです。 また、自然科学専門部の名前での、全総文祭の時の我々の集会ですが、それも、厳しいという状況だそうです。 尚、いままでの理科専門部の全総文祭(協賛部門)は、これまで、研究発表大会のみ1日を実施という形でやってきて、今後もしばらくはそのスタイルのままで、実施していく予定だそうです。 今後、全総文祭は、平成20年度が群馬県、平成21年度が三重県、それ以降は、宮崎県、福島県、富山県、長崎県と続きまして、平成26年度に茨城県となり、茨城にはアマチュア無線専門部があるので、そこでは会が実施できます。 石谷もこの会を作って、早5年目。前述のとおり、理科専門部(自然科学専門部)は、徐々に立ち上がろうとしていますが、なかなかそれも理科専門部(自然科学専門部)ご自身も、うまくいかないというわけです。 23の都道府県にあっても、なかなかうまくいかないというわけです。 昨年度は、盛岡(全国高文連事務局)を、皆さんの代表として訪問させていただいたわけですが、そこでも、やはり、「少なくとも全国47都道府県のうち半分はないと・・・、そして、協賛部門として、何年か続けて全総文祭に参加して、実績を作っていかないと。」と言われました。 5年前の発足当初には、6県だったわけで、そのとき、「なんとか県単位の『アマチュア無線専門部』を増やして行きましょう!!」と呼びかけたものの、やはり現状厳しく、県単位での「アマチュア無線専門部」があるのは、現在、茨城、埼玉、神奈川、静岡の4県のみです。 そこで、現実的なことをふまえての話をして、「設立準備会」という名称で行くメリット・デメリットなどを話しあいました。いっそのこと、「全国高等学校アマチュア無線連盟」という名称にしてみてはという声も聞かれました。 しかし、「全国化というベクトル」があるからこそ、様々なことが実っている現実もあります。 例えば、今回のこの会議も、(校長先生に認められて)複数の方が「出張」で来られていました。 ハムフェアの時も同様です。やはり「全国化というベクトル」は、無くしてはならないだろうということで、「『もう5年』ではなく『まだ5年』と考えましょうよ」という声も聞かれ、結果として、まだまだしばらくは、この名称のまま、やっていこうということになりました。 もちろん、我々の会が、静岡・茨城・埼玉・神奈川にとっては、「上部団体」としての意味合いもあるといった点の発言もいただきました。 さらに全国組織化の上でも、もっとJARLとの関わりを強く持っていこうと話し合われました。 具体的には、我々の団体としても、かなり(JARLにとって)意義ある団体となっているので、こちらの要望、そして、あちらの要望に関してもっと深く話しあって行こうということになりました。そして、具体的にどういう要望を出していくのかは、また、メーリングリストなどで、希望をとっていくことになりました。 ここのところ、正直、かなりの時間を費やして話をいたしました。 さらに詳しい話をお聞きになりたい方は、遠慮無く石谷までご連絡ください。 「masayuki(あっとまーく)ishitani.com」まで、お願いいたします。 ●次回の会合について 次回は、 2008年8月23日(土)のAM 場所:東京ビックサイト701会議室 です。よろしくお願いいたします。 ●最後・・・集合写真を撮っておひらきとなりました。 |
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