★第4回全国生徒交流大会の様子(ハムフェア会場の会議室にて)。
この原稿は、CQ出版社「CQhamradio」誌に投稿したものです。 2008年の12月号の、「CQ情報室」として取り上げていただきました。(本誌は、P.230) http://www.cqpub.co.jp/cqham/cqhamwww/2008/cq2008_12/index12.htm この場を借りて御礼申し上げます。 ◆今年も盛り上がった!!「第4回全国生徒交流大会」報告 ハムフェア初日の2008年8月23日(土)、今年は東京ビッグサイト701会議室をお借りし午後の時間を利用して、今年も「第4回全国生徒交流大会」が行われました。 昨年同様、我々の呼びかけが充分とは言えず、また、昨年の1階の会議室が今年は借りられず7階となり、何名集まってくれるのかを心配しましたが、多くの85名ものみなさんが集まってくださいました。 また、1アマの中1も居たり、昨年・一昨年参加し、今年もこの雰囲気を味わいたいと高校を卒業したOB・OGの皆さんが、大学生として10名近くも参加してくれておおいに盛り上がりました。 今年もまた、会議室に備え付けの椅子の数が足りず、床(カーペット)にみんなで座っての集会となりました。昨年同様、床に座るとますます親近感が湧いてきました。 まずは、各校、自分の学校の活動報告を行いました。 ひとりで来ている生徒、複数で参加している生徒、みんなそれぞれに、自分の学校での活動を紹介していました。 今回の活動報告でも、昨年同様、パワーポイントを使用してプレゼンテーションをする学校が多く、さすが情報化社会に育った生徒たちが多いと感じました。 コンテストに命をかけて、部員全員で取り組んでいる学校や、電子工作を通してのものづくり、特にロボット作りを頑張っている学校。ここは、夏休み中に部員は必ず何かひとつ作ってそれを文化祭で展示発表することにしているとのことでした。 様々な学校の紹介がありましたが、「交信」「コンテスト」「ARDF(FOXハンティング)」「電子工作」「パソコン」と言ったところが柱になっているようです。 そして、そのあと、我々のOB・OGである大学生の皆さんからも、発表がありました。 「ぜひ我が大学へ」をみなさん強調していました。 また、今回、昨年以上に、質疑応答も活発に行われました。 そして、最後に、前述の「岡本康平君」が、「平成生まれアマチュア無線クラブ」のPRを熱心に行いました。 そして交流大会後半は、いつものように「大ビンゴ大会」を行いました。 今回は、賞品を多く用意し、みんなに満足していただけました。また、今年も、飛び入りでの賞品寄付もありました。この場をお借りし心より御礼申し上げます。 最後に、集合写真を撮ってお開きとなりました。 解散後、「楽しかった。」「他校の様子がわかった。」との多くの声が聴かれました。そして、今年も、いわゆる「独立ハム」の生徒から、「ここに来るとほっとする。」との声もいただきました。ほんとうに、この声には、開催して良かったと心から思えるものでした。 もともと、この我々の設立準備会は、「点在するアマチュア無線に興味を持つ生徒たちをなんとかしよう」というところからスタートしました。全国高等学校文化連盟アマチュア無線専門部設立準備会と名乗っていますが、もちろん、高校生以下の中学生・小学生も応援しています。 そして「点在」してアマチュア無線をしている「独立ハム」本人から私はよくメールをもらいます。我々、「アマチュア無線の先輩達」と言われる者は、もっともっと、運用や楽しさを公開して、若い層に「とにかく見てもらう」ことが重要だと感じているしだいです。 御意見、御質問等、ございましたら、遠慮なくメールをいただければ幸いです。 ご精読、誠にありがとうございました。 masayuki@ishitani.com ji1tjj@jarl.com
|
|||||