第16回神奈川県高等学校アマチュア無線大会  (2005.12.18)

2005年12月18日(日)、横浜市の東急東横線東白楽駅下車2分のところにある「神奈川県神奈川工業高校」において、「第16回神奈川県高等学校アマチュア無線大会」が開催されました。主催は、神奈川県の文化部の集まりである神奈川県高等学校文化連盟の中のアマチュア無線専門部です。

まずは、実施要綱を示します。
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 第16回神奈川県高等学校アマチュア無線大会実施要綱

1. 主 催  神奈川県高等学校文化連盟
2. 主 管  同アマチュア無線専門部
3. 日 時  平成17年12月18日(日) 午前10時〜午後4時
4. 会 場  神奈川県立神奈川工業高等学校
         横浜市神奈川区平川町19−1 TEL 045-491-9461
         交通:東急東横線 東白楽駅下車 徒歩約2分

5. 時 程

09:20 受付け
10:00 開会宣言
10:03 神奈川県高等学校文化連盟アマチュア無線専門部会長挨拶
      日本アマチュア無線連盟神奈川県支部長挨拶
10:10 高校コンテスト講評
          第16回高等学校アマチュア無線コンテスト表彰式
      FOXハンティング大会講評
      FOXハンティング大会表彰式
10:28 感謝状贈呈
10:30 6月の合宿報告
      8月のハムフェア報告
10:50 各校活動報告・研究発表(参加各校より)
11:40 8月の全国高等学校ARDF競技大会報告
      11月のFOX大会報告
11:50 記念写真撮影
12:00 昼食・休憩
13:30 ◎エレクトロニクス工作会
「10秒間音声合成キット」
・工具その他は専門部で用意します。
           ・参加費用は100円のみです。
 (この午後の部は希望者のみで結構です。)

16:00 終 了 

          神奈川県高等学校文化連盟 アマチュア無線専門部事務局
          連絡先 〒221-0812 横浜市神奈川区平川町19-2
          神奈川県立神奈川総合高等学校 担当者 石谷優行(いしたにまさゆき)
          TEL 045-491-2000 FAX 045-491-3190
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今年は司会を、神奈川県立大船高校2年生菊地麗さん、そして開会宣言を、同じく神奈川県立横須賀工業高校3年生安藤洋介君が務めてくれました。
安藤君は、我々アマチュア無線専門部の生徒委員長でもあります。

はじめに2005年7月に行われた「高等学校アマチュア無線コンテスト」の表彰式が行われました。アマチュア無線のコンテストの表彰式ですので、入賞された茨城県や東京の高校、また一般の方も参加されました。続いて、昨年同様、講演会は行わず積極的に生徒の皆さんに語ってもらおうと、「報告」を多くしてみました。
まずは、「春合宿の報告」これにより、FOXハンティングを通してARDFの基本を学んだ様子が紹介されました。そして、夏のハムフェアに参加したことの報告がありました。昨年同様、「全国高等学校文化連盟アマチュア無線専門部設立準備会」の名で参加し、神奈川のみならず、秋田、埼玉、茨城、静岡の各県のアマチュア無線専門部の共同体で参加でき、横のつながりがおおいに持てたことが報告されました。そのあと、参加各高校のアマチュア無線部の様子の報告会がありました。
今回、発表していただいた学校です。(発表順)
・茨城県立総和工業高等学校
・東京 城北学園中学・高等学校
・神奈川県立大船高等学校
・神奈川県立平塚江南高等学校
・神奈川県立磯子工業高等学校
・神奈川県立神奈川工業高等学校
・神奈川県立横須賀工業高等学校
・神奈川 藤嶺学園藤沢高等学校
・茨城県 茗溪学園中学・高等学校
・神奈川県川崎市立川崎総合科学高等学校
・神奈川県 山手学院高等学校

多くの生徒さんが、それぞれの学校の様子をプロジェクタを使って報告してくださいました。
ここで、午前の部はおひらきとなり、集合写真を撮って一時解散となりました。

午後の部は、13時より神奈川県立神奈川工業高校の10階の電気工作室へ場所を移動し工作にチャレンジしました。今回みんなで製作したのは、「10秒間音声合成キット」です。
部品の調達は主に、神奈川工業高校の先生、生徒のグループが担当してくださいました。
そして神奈川県立神奈川工業高校電気科2年の與古田君、同じく電気科2年の斉藤君が解説役を務めてくれました。
今回は、基板が手頃な大きさだったため、ハンダづけには、それほど時間を要しないでみなさん、完成していました。
約2時間後、全員が完成し有意義な工作会となりました。

若い層の、理科離れ、科学離れが叫ばれる昨今ですが、我々先にやっているものが、若い世代にとにかく「おもしろいものだよ」と、見せる姿勢が大切ではないでしょうか。
今後とも、若い世代の育成に全力を注ぎたいと考えております。
関係各方面の、御協力、御支援を、よろしくお願い申し上げます。

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さて、ここで、今回の冊子に載っていた各校の部活動紹介をここに披露したいと思います。