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神奈川県立横須賀工業高校を会場にして、アンテナ製作会及びＦＯＸハンティング練習会が行われました。
今回の参加生徒は１４名＋ＯＢ４名。
神奈川県内各地より、参加していただき、盛況でした。
午前中は、４３０メガの「缶テナ」を製作しました。
すでに無線の免許を持ってアクティブに活躍している生徒もいれば、まだ入部したての１年生もいて、はんだづけがおぼつかない後輩を先輩が助けたりの場面が随所でみられました。
特に最初のドリルで穴をあける場面では、普通科の生徒の皆さんが、慣れている工業高校の生徒の皆さんの指導を受けて穴を空けていました。
きちんと寸法を測って「丁寧に」作ったアンテナでしたが、なかなかＳＷＲは１に近づいてはくれず苦労していました。しかし、ラジアル部分の長さを微調整したり、下向きに折り曲げたりで、ＳＷＲが１．２まで下がるアンテナが続出しました。
なんでも、チャレンジ精神が重要だと知ったようです。
入澤先生のアンテナ理論の技術講演会の後、さっそく「ＦＯＸ探し」の練習に取りかかりました。
「コツ」や「勘どころ」は、ベテランからではなかなか説明できず、こればっかりはやっみなければなりません。
最初は、なかなか「電波」そのものをとらえることが難しかった生徒達も、回を重ねるごとに、夢中で走り回っていました。
そして、みつけたときの感動の様子は、それこそ「やった！！」のひとことにつきたようです。
ここで学んだことを、次回の５月の合宿(ＦＯＸハンティング大会)に向けて生かして行きたいと感じました。
以下、生徒達の感想から・・・
・自分は今回の工作会で2回目でしたが、昨年のヘンテナとはいろいろ違い、カンテナは新鮮な気持ちで楽しめました。普段はできないはんだごてを使った作業ができるのでいい経験になります。そして昨年度とは少し違う面子だったのも驚きでした。ＦＯＸハンティングは前回より簡単だったので気楽に楽しめました。(２年生)
・無線部に入って初めて他の学校と活動をしました。他校の生徒は人数が多く、それを見るとうちの学校も増やしたほうがいいなと思いました。はんだごてにはいろいろあったのをはじめて見ました。空き缶でアンテナを作れるだなんて驚きました。これからも工作会を楽しみにしています。(１年生)
・気楽な雰囲気で楽しかった。工作は、はんだ付けに苦労しましたが、出来たときの喜びは大きかったです。このアンテナが本当に役立つか試してみたいです。フォックスハンティングは、最初はどんなものかと思いましたが、実際に見て面白そうでした。愛川では入賞できるようがんばります。(１年生)