★第23回全国高等学校アマチュア無線コンテスト表彰式・
第8回全国生徒交流大会の様子(ハムフェア会場の会議室にて)。
この原稿は、CQ出版社「CQhamradio」誌に投稿したものです。 2012年の11月号に、取り上げていただきました。(本誌は、P.86〜89) http://www.cqpub.co.jp/cqham/cqhamwww/2012/cq2012_11/index11.htm この場を借りて御礼申し上げます。 第23回全国高等学校アマチュア無線コンテスト表彰式・第8回全国生徒交流大会の様子 ハムフェア初日の2012年8月25日(土)、東京ビッグサイト会議棟103&104会議室をお借りし午後の時間を利用して、今年も「第8回全国生徒交流大会&活動発表大会」が行われました。 今年、これまでと大きく違ったことがありました。 それは、高校コンテストの表彰式を行ったことです。高校コンテストは、これまで、神奈川県高等学校文化連盟アマチュア無線専門部が主管して来ましたが諸事情ありまして、今年から、全国高等学校文化連盟アマチュア無線専門部設立準備会が主管していくこととなりました。そして名称も「高校コンテスト」から正式名称「全国高等学校アマチュア無線コンテスト」となりましたが、回数の数え方は、神奈川専門部の許可をいただいて引き続くこととなり、今年が「第23回」ということになりました。 さて昨年の全国生徒交流大会では参加者が約30名でしたが、今年は全国高等学校アマチュア無線コンテストの表彰式を行ったこともあり、参加者が100名を超えるという状況になりました。用意した会場がたいへん狭く感じられ、申し訳なかったと共に、うれしい悲鳴でした。 ここでまず、我々、全国高等学校文化連盟アマチュア無線専門部設立準備会から、「全国高等学校アマチュア無線コンテスト」に関して皆様にお礼でございます。回を重ねて今回で第23回となりますが、着実に参加局が増加してまいりまして、ほんとうに心より感謝申し上げます。 前回、高校部門は、34エントリーでしたが、今年は44エントリーとなりました。また、3年前、第20回を記念しまして、「高校生」の解釈を「高校生、及び中学生、小学生、それ以下も含む」と変更いたしました。変更直後は中学生や小学生の参加はほとんどなかったのですが、今年は、なんと7名(中3・中1・中1・中1・小6・小4・小3)の方が個人コールでエントリーしてくれました。そのほとんどが3アマ(小学生は全員)というのも、今後のアマチュア無線界を考えるにおいてたいへんたのもしく感じております。そしてまた、我々のコンテストは、「高校生」以外の「一般として参加の方」のお力によっても支えられているわけですが、昨年、78エントリーでしたのが、今年は101エントリーでした。この中には、昨年高校生としてエントリーし、今年3月、高校を卒業し、今回一般としてエントリーしてくれた方もいてありがたいことだと感じました。本コンテストに、ご参加いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。(ルールや結果などは、http://www.ishitani.com/h-test.htm) さて、表彰式では、入賞された方や奨励賞の方に、全国高等学校文化連盟アマチュア無線専門部設立準備会の会長である茨城県立土浦工業高等学校の校長、栗山正弘先生より、それぞれの賞が授与されました。 このあと、昨年同様に、「第8回全国生徒交流大会&活動発表大会」が行われまして、今年も、司会進行のすべてを、茨城県の茗溪学園中学・高校の生徒さんたちが担当してくれました。 まずは各校の「活動発表」が始まりました。 今年も各校、パワーポイントあり、ビデオあり、身振り手振りで、自校の「すごさ」や「足りていないところ」そしてまた「顧問への要望」等、いろいろな話が出ました。別掲の生徒の感想にもありますように、生徒たち、他校ま様子がおおいに参考になったようです。 さて、活動発表大会のあと全国生徒交流大会を行いました。 こちらも、すべて、ゲーム進行を、茨城県の茗溪学園中学・高校の生徒さんたちが担当してくれました。ゲームは、「じゃんけん列車」をやりまして、みごと優勝した生徒さんに、「豪華賞品」が授与されました。このあと、「くじ引き大会」をやりました。実は、ビンゴをやる予定ですべて用意していたのですが、あまりの参加人数で、ビンゴが不足してしまい、急遽、「くじ引き大会」となったものです。「くじ引き大会」では、「カラくじ無し」にしまして、全員になんらかの賞品が渡りました。 そして最後、集合写真を撮っておひらきとなりました。 以下にありますように、生徒たち、やはり、他校の様子を知る。しかも、インターネット等ではなく、じかに発表を聞く、というのは、彼らにとって大きな刺激となったようです。今後とも、続けていきたいと感じます。 ご支援等、今後とも、よろしくお願い申し上げます。 ご精読、誠にありがとうございました。 masayuki@ishitani.com ji1tjj@jarl.com 石谷優行 以下、生徒の感想(全員ではありません。) ----------------------------------------------------------------------------------- ・紹介の仕方が各校おもしろかった。いろいろとゲームが楽しかった。 ・各校によって練習の仕方が違うのがわかった。ゲームはほんと楽しかった。 ・いままでARDF中心の活動でしたが、JAのコンテスト等にも出てみようと思いました。 ・いままで無線機を探しだすことしか考えていなかったので、他の学校と同じように体力を付けねばと思いました。他の学校の説明を聞けて良かった。 ・他校のことがとても参考になりました。学んだことがいっぱいありました。ゲームとかもとても楽しかったです。 ・じゃんけん大会がとてもよかった。他校のよいところが分かってよかった。 ・全体的に部員が少ないことがわかった。しかしその中でもどうにかやっている工夫・努力がとても参考になった。 ・人数が少なくてもがんばっている学校が他にもあるというのが安心しました。 ・ARDFを行っている学校が多いことが分かった。 ・いろいろと面白かった。 ・他がどのように活動しているのかを知ることができてよかった。 ・少人数での活動方法を知った。 ・他校の人のパワポの使い方がすごい!! ・どの学校もいろいろな面で役に立つ内容だった。 ・他の学校の活動が知れて良かったです。 ・少ない人数での部活のやり方が参考になった。 ・無線部の目指す場所がわかったような気がする。 ・少人数でもやっていくことが出来ることを知った。くじ引きは楽しかったです。 ・他校も同じ感じたとわかった。また運動しているところもあってすごいなぁと感じた。今回は、とても楽しませていただきました。進路の息抜きになり良かったです。 ・少数で頑張っている高校があったので、僕も勉強になった。 ・とてもみなさん、よくやっていました。自分も頑張らねばと思いました。 ・ほかの学校の練習方法が知れて良かった。 ・全体的に他の学校から学べた。やはり他の学校もうちと同じで人数が少なく同感できた。 ・どの学校もいろんな困難があっても楽しみたくて部活をやっているので、これからうちもがんばるしかないと思った。 ・それぞれの学校によって力を入れる場所が違っていることがわかった。 ・他校のコンテストの様子がわかった。 ・各校、今後の目標などを述べていたのでよかったと思う。 ・ARDFのように体力・知力が要求される競技があることに驚いた。 ----------------------------------------------------------------------------------- 御意見、御質問等、ございましたら、遠慮なくメールをいただければ幸いです。 ご精読、誠にありがとうございました。 masayuki@ishitani.com ji1tjj@jarl.com 石谷優行
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